なぜ神社にはお花を植えてはいけないの? 花の神社「源九郎稲荷神社」(源九郎稲荷神社復興物語 第47話)

今回の登場人物

源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎とよ(本名土井美苗):復興活動物語のボランティアチームスタッフ代表。 この当時は警察官をしておりました。 当時は本名を隠してペンネームの「源九郎とよ」で活躍しておりました。

中川おじちゃん
中川おじちゃん
語り部「中川のおじちゃん」:源九郎とよと一緒に神社の復興活動をスタートさせることとなる神社の総代さん。 今では神社の「語り部氏」として、雑誌やテレビなどにも取り上げられる神社の顔。 陽気で優しくてダンディーな人で、とよが第二の父と仰ぐ存在。

中川おばちゃん
中川おばちゃん
中川のおばちゃん:語り部氏の奥様。 神社の境内で四季折々のお花を育てているお花の守人。 陽気で優しくて、笑っているところしか見たことがない朗らかな人

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社の宮司さん:お隣の薬八幡神社のおばあちゃん宮司さん。いつも協力的な宮司さんですが、ある日、源九郎稲荷神社の境内にお花を植えてはいけませんと注意に来られました。
蛇女と名乗る女性
蛇女と名乗る女性
蛇女と名乗る女性:信仰宗教の信者さんで自称「蛇女」。神殿の塗り替えをしてくださるが、神社に対して何かと口出しをしてくる。後に源九郎とよの天敵となる。実は、薬八幡神社の宮司さんに「源九郎稲荷神社に花を植えないように注意してくれ」とすごい剣幕で乗り込んで来たようで・・・

神社の神殿が塗り替えられ、すっかりと綺麗になった源九郎稲荷神社。

以前は、参道の砂利が少なくて、地肌が見える状態でしたが、この砂利も4トントラック2杯分位を敷き詰めてくださったため、参道が白く輝きました。

 

そして、手舎水にも屋根ができました。

中川のおばちゃんと境内にたくさんお花を植えました

 

本当に、綺麗になりました。

 

そこで・・・・

私と中川のおばちゃんは、気をよくして、境内にいっぱいお花を植えました。

参拝に来られる女性の方は、神社よりもお花ばかり見られる人もいて、皆さんとても興味を持ってくださいました。

参拝者
参拝者
「この神社、前からこんなに綺麗でしたか?」

「綺麗にお花を手入れされていますね。」

「これは何のお花ですか?」

「この神社、前からこんなに綺麗でしたか?」

「綺麗にお花を手入れされていますね。」

「これは何のお花ですか?」

 

と次々にお花に関する質問を浴びせかけれるようになりました。

 




 

神社にはお花を植えてはいけない??

・・・・ところが、ある日・・・

 

隣の薬園八幡宮の宮司さんが来れれて・・・

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
ごめんなさいね。せっかくきれいにお花を植えていらっしゃるのに・・

申し訳ないのだけど、神社に色のついたお花は植えてはいけないの。悪いけれど、抜いてもらえますか?

 

と言われたのです。

 

神社に色花はいけない・・・

そんな話は始めて聞いた私と中川のおばちゃんは、すんなりと納得できませんでした。

 

だって、参拝客の方々があんなに喜んでくださっているのに・・・

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
お寺は、花の寺とかで有名なところはたくさんありますが、神社で花の神社など聞いたことはないでしょ

 

素直に返事をしない私達に宮司さんは、更にそう言われました。

一応、はいと返事をしたものの・・・・

 

中川のおじちゃんが、抜かなくてもいいと言ってくださったので、そのままにしておきました。

 

おじちゃんは、

中川おじちゃん
中川おじちゃん
私は、こういう色のついた綺麗な花を見ると、夜の間に小人がやって来て、白い花に絵の具で色を塗っていくという、おとぎ話をいつも思い出します。

だから、この色花を見ると、とても懐かしい思いになるんですよ

 

そんな話をしながら、落ち込んでいる中川のおばちゃんととよを慰めてれました。

それで、しばらくは植えた花をそのままにしておきましたが、お花の方が気を遣ったのか、すぐに枯れてしまいました

 

でも、懲りずにそれからも植えているので、今も参道の脇には、色とりどりのお花が綺麗に咲いていますよ

 

 

そして、この件については、夕涼み会のときに、この宮司さんがお手伝いに来られて、

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
お花のことではきついことを言ってごめんなさいね

 

と言ってくださったことで、私も中川のおばちゃんも気持ちがとても楽になりました。

 

詳しく話を聞くと、例の「蛇女さん」が、薬園八幡宮の宮司さんに

蛇女と名乗る女性
蛇女と名乗る女性
源九郎稲荷神社の境内にお花がいっぱい植えられているので注意してくれ

と、すごい剣幕で頼みに行ったそうです。

 

最初、宮司さんは、よその神社のことでとやかく言うのは嫌だったそうなので断っていたそうなのですが、あまりにもしつこく言ってくるのと、「蛇女さん」は薬園八幡宮のすぐ前に自宅があり、神社の氏子さんでもあることから、仕方なく注意しに来たそうなのです。

 

確かに、とよも中川さんご夫婦も、よその神社のことまで口だしされたくないという思いを持ちましたが、そんな経緯があったことを知り、宮司さんがとても気の毒になりました。

 

今では、お花は植木鉢に植えて、季節ごとに境内の見えるところに並べるようになりました。

 

中川のおばちゃんは、天才的に花を咲かせるのが上手な人なので、シーズンが終わったお花たちは、私達が

「お花の病院」

と呼んでいるスペースに移動させ、そこでおばちゃんからの治療を受けるのです。

 

そして次のシーズンになるまで、ゆっくりとお花の病院の中で休養をしてもらいます。

 

お花は、おばちゃんの子供達であり、それを育てるのは生きがいなのです。

中には、とよが「母の日」や「お正月」、「お土産」等でおばちゃんにプレゼントしたお花がいくつかあり、今でもシーズンごとに綺麗に咲かせて下さるので、本当に嬉しいです。(タイに来てからも、毎年、母の日には花キューピットで送らせてもらっています)

 

また、現在の宮司さんは、宮司のブログの中で、季節ごとに咲き乱れるお花を紹介されていますので、現在、どんな花が咲いているのかタイムリーにわかりますよ〰!!

 

宮司さんのブログはこちら☟☟☟

お花の好きな方は、是非、中川のおばちゃんが育てているお花を見に、源九郎稲荷神社に足を運んでくださいね!!

 




 

源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクス経営奮闘記」

 

源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎稲荷神社がある程度復興して、多くの方が参拝に来てくださるようになった2014年、とよはある決意をします。

それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。

なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。

でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。 

元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語