



源九郎稲荷神社には、全国にたくさんのファンの方がいらっしゃいます。
10数年前・・・
宮司さんもいなくて、ゴミだらけでゴキブリと乞食が住みついていたあの荒廃した神社だった頃からは想像もできないくらい、今は美しく活気を取り戻し、たくさんの参拝者が訪れてくれる神社になりました。
この神社は、ただの神社ではないのです。
なんとしても神社を昔のように活気のある神社に蘇らせようとがんばった町の人や、ボランティアスタッフの力と愛が込められた神社なんです。
そして、
そんな私達の熱い思いに賛同して「四代目市川猿之助さん」が寄付を続けてくださったり
多くのブロガーさん達が自分のブログで紹介してくださったり
桜井識子さんが本で紹介してくださったり
といった甲斐もあり、全国レベルで知れ渡るようになり、多くの参拝者で賑わう神社となりました。
けれど、本当に簡単な復興の道ではありませんでした。
数々の妨害があり、断念せざるを得なかったこともいくつかありました。
アンチと言うべき人達からの嫌がらせもたくさんありました。
復興スタッフの重病や身内の不幸ごともありました。
そして・・・そんな中でもっとも悲しい出来事は
神社復興のために、一番最初から手を貸してくださり尽力くださったブロガーである鈴木さんの急死でした。
彼は熊のプーさんのように、体の大きさだけでなく心も大きな、そして優しい、愛に満ち溢れた人でした。
今でも、彼のことを思い出すと涙が止まりません。
子供さんを連れて、休みごとに源九郎稲荷神社に来て下さり、神社のことを自分のブログで紹介してくださいました。
そんな鈴木さんに勧められて、源九郎トヨも書いたことがないブログというものに挑戦するようになり、神社の復興活動のことを紹介するようになりました。
その甲斐があって、ブログを通じて各地から様々な人が、復興のお手伝いに来てくださいました。
けれど、やはり私と鈴木さんのブログだけでは発信力が弱いということになり、本職はプログラマーである鈴木さんが、源九郎稲荷神社のホームページを自作で開設してくださったのです。
もちろん作成費もサーバー代もドメイン代も、鈴木さんの自費でまかなわれており、神社から鈴木さんに報酬を支払ったことは一度もありませんでした(一切受け取ってくれない方でした)
さらに、源九郎稲荷神社に関する伝説等についての記事も、まとめて電子書籍で発行され、その売上金を全て神社に寄付してくださいました。
ところが、そんな鈴木さんが突然急死されたのです。
まだ40代の若さであり、とくに持病もなかったことから、若年性突然死でした。
ただ、年末から非常に仕事が忙しく出張も多かったそうで、そんな中で源九郎稲荷神社のボランティア活動も続けてくださっていたとのことであり、かなり体を酷使されていたんだと思います。
小学生の子供さん二人を残し、無念だったと思います。
奧様は気丈な方であり、鈴木さんが亡くなられてからも神社のことを気にかけてくださっており、
「鈴木さんが管理していた神社のホームページをこの先どう管理していくか?」
ということになりました。
ただ、サーバーやドメインの支払い先等が、奥様にはさっぱりと分からなかったことから、源九郎とよが鈴木さんのホームページを引き継ぐことを許可していただき、鈴木さんが作られたホームページの内容を元に、源九郎とよが新しいサイトを開設することになりました。
けれど、源九郎とよはプログラマーでもなんでもないので、自分でホームパージを移行する技術は持っておらず、そのため、プロの方に鈴木さんが作成したホームページを源九郎とよが管理できるように、新しく作り直していただきました。
そして、作り直したホームページは「源九郎稲荷神社公式ホームページ」として、数年間、源九郎とよが管理して、神社の公式なサイトとして開設していたのです。
このサイトは、故鈴木さんの思いを繋ぐものであり、復興スタッフ達はみんな、亡くなられた鈴木さんも一緒に復興活動に参加してもらえているという思いを、このホームページがあることで抱き続けることができたのです。
ところが・・・
源九郎トヨが、警察を辞めて、新しい仕事の関係でタイに来ることになった後、神社にやっと宮司さんが来られることとなりました。
源九郎とよは、宮司さんとは一度もお会いしたことはありませんが、とても穏やかでしっかりと神事をしてくださる方だと聞いています。
また、宮司のブログを立ち上げて、神社の様子を時々ブログでアップしてくださっています。
そして、しばらくして宮司さんが誰かに頼んで新しいホームページを開設されたのです。
そのため一時的に、神社の公式ホームページが2つ存在する状態になってしまいました。
源九郎稲荷神社のファンの方からは
「なぜ2つも公式ホームページがあるの?」
という問い合わせが寄せられたため、かなりの混乱を招いてしまいました。
管理人の中川さんご夫婦は
「私らはホームページとかブログとか全くわからないので、宮司さんがされていることはよくわからないわ」
と困られており、中川さんにもご迷惑がかかるので、鈴木さんが作ってくれたホームページを閉鎖することを考えました。
そのことを、一緒に活動したボランティアスタッフに相談したところ
「鈴木さんの思いを消してほしくない。鈴木さんのホームページを消すということは、鈴木さんが神社のために尽力してくれた証と存在を消すことになる」
という意見が多く、中には宮司さんに文句を言いに行くと言い出す人もいました。
けれど、宮司さんが悪いわけでもなく、宮司さんも良かれと思ってホームページを開設されたと思うので、そこで内輪揉めみたいになっては大変だということになり、みんなの意見を募ったところ
「じゃあ、鈴木さんが残してくれたホームページを、私達の復興活動記録として存在させたらどうだろうか?」
という意見が出たのです。
そんな経緯を経て、「源九郎稲荷神社~復興への道~」という名前に変えて、このサイトが生まれたわけなんです。
けれど、中にはこのサイトの存在を心良く思わない人もいるようで、
個人が何を勝手に神社のサイトを作っているんだ
と文句を言ってこられる方もいました。
けれど、前述したとおり、このサイトは個人が勝手に立ち上げたサイトではありません!
このサイトは、もともと神社側からお願いして、鈴木さんに作ってもらったことが始まりであり、今の宮司さんの公式ホームページよりも、かなり前から神社の公式サイトとして存在していたものです。
もちろん管理人の中川さんご夫婦だけでなく、神社の役員さんの許可があっての上で開設したものになります。
つまり、源九郎とよ個人が勝手に開設したものではなく、鈴木さんが作ってくれたホームページを形を変えて繋ぎ、続けてきたものなんです。
さらに、鈴木さんがそうされたように、無料のサーバーやドメインを使用した無料のホームページアプリを利用したものではなく、
有料ドメインを取得して、サーバー代も有料サーバーを利用し、寄付のつもりで源九郎とよが毎月支払っております。
なので、鈴木さんが残してくれた証と思いは、しっかりとこのサイトに込められて残されていますし、復興活動に尽力したスタッフの思いも記録しているのが、このサイトになるのです。
今朝・・・
源九郎稲荷神社のとても熱心なファンの方から、源九郎とよに連絡がありました。
その方は、ウキペディアの源九郎稲荷神社のページに「源九郎稲荷神社~復興への道~」を関連情報として掲載してくださっていたそうです。
ところが昨日
「源九郎稲荷神社~復興への道~」は、個人のサイトであり著作権侵害などがある問題サイトである
という内容の書き込みがされていたそうです。
それで、その方は、その書き込みの内容が悪意を感じたことから、源九郎稲荷神社のアピールを妨害するものだと判断して、営業妨害の観点から削除したそうです。
(ウキペディアは、個人が編集したり削除できるそうです。知らなかった~)
というのは、ファンの方が言うには、
その書き込みで指摘しているような問題点は、サイトの管理者側に直接指摘するものであって、それを誰もが見るウキペディアという公開の場所に書き込みするということは
「このサイトは問題があるので見ないように 」
と言っているのと同じことになるため、源九郎稲荷神社に対する営業妨害と捉えることができるからだそうです。
また、著作権云々というのであれば、その著作権を持つ人に告発して、告発を受けた人が訴えるのは筋ですが、関係のない第三者が、1つのサイトを名指しで公の場所で公開死刑する行為は、行き過ぎているそうです。
そして・・・・さらに、
なんと今朝、「源九郎稲荷神社~復興への道~」の紹介文についても削除されていたそうです。
源九郎とよは、そのファンの人がスクショで送ってくれた、アンチの書き込みの内容と文章の書き方を見て、元刑事の捜査観点から、その書き込みをしたのが誰なのか? とだいたい想像がつきました。
なので、ファンの方には、
「ありがとうございます。でもそういう嫌がらせは何度もありますし、もう慣れっこだから気にしないでください~。
とりあえず放っておきましょう。
今後もしつこく続くようであれば、弁護士に相談して開示請求も考えないといけないかもしれませんが、きっと源九郎稲荷大神様がなんとかしてくださるでしょう」
と伝え、しばらくは様子を見てもらうことにしました。
しかし、源九郎とよはすでにネット社会のシステムについていけなくなっているので、このファンの方のようにネット社会に詳しい方が、協力してくださることは本当に助かります。
ということで、もしこのサイトを訪れてくださっている方が
どこかでこのサイトの中傷記事を目にした場合は、
どうか、このサイトが存在する理由だけは知ってほしいなと思います。
もちろん、サイトの問題点についてのご指摘がある際は、素直に受けたいと思いますので、ウィキペディアに書き込みされている方も、もしこのブログを読まれて、さらにご指摘されたい点があるならば、直接ご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。