春一番の吹く季節は・・・掃いても掃いてもいたちごっこの落ち葉(源九郎稲荷神社復興物語 第84話)

今回の登場人物
源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎とよ(本名土井美苗):復興活動物語のボランティアチームスタッフ代表。この当時は警察官をしておりました。当時は本名を隠してペンネームの「源九郎とよ」で活躍しておりました。
中川おじちゃん
中川おじちゃん
語り部「中川のおじちゃん」:源九郎とよと一緒に神社の復興活動をスタートさせることとなる神社の総代さん。今では神社の「語り部氏」として、雑誌やテレビなどにも取り上げられる神社の顔。陽気で優しくてダンディーな人で、とよが第二の父と仰ぐ存在。
中川おばちゃん
中川おばちゃん
中川のおばちゃん:語り部氏の奥様。神社の境内で四季折々のお花を育てているお花の守人。陽気で優しくて、笑っているところしか見たことがない朗らかな人

 

春一番が吹き荒れる季節は・・・・

 

春一番が吹き荒れる季節・・・・・

神社の楠木の古い葉と新芽が入れ替わり、古い葉っぱが大量に落ちる時期です。

 

毎日、毎日神社の境内は落ち葉だらけ・・・・

 

先週の土日、あんなに格闘したのに、もうすでに山盛りの落ち葉です・・・。

でも、ただただ見つめているわけにはいきません・・・

 

なぜなら、お隣の洞泉寺さんの参道にも大量の落ち葉がお邪魔しています(>_<)

 

写真のように洞泉寺の境内に落ちている落ち葉は、すべて源九郎稲荷神社から風で飛ばされて積もったものです。

 

そして・・・洞泉寺町の元遊郭前(この遊郭はすでに現存しません)の道路にも・・・

語り部氏の中川のおじちゃんが必死で落ち葉をかき集めています。

源九郎とよも、洞泉寺の参道の落ち葉を2時間もかかって、掃いてかき集めて袋に詰める・・・

という作業をしましたが・・・

 

綺麗になったしりから

ゴオーッー

というすごい風の音とともに、大量の落ち葉が落ちてきます!!

源九郎とよ
源九郎とよ
これは私に与えられた試練なのか?

負けるものか!!

などと、最初は意気込んでいた私ですが、あまりのいたちごっこに

最後にはリタイヤ・・・

 

どうも・・・・いたずら狐の源九郎狐に遊ばれているような気がしてきました。

狐1
狐1
もっと、もっと頑張れよ~

洞泉寺さんや、近所の方には本当に迷惑をかけて申し訳ありませんが、自然の力には勝てません・・・

風の吹かない日に、また綺麗にしますのでどうか許してください。

 

物語の続き第85話はこちら

復興活動物語の目次はこちら

 

 

 

源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクス経営奮闘記」

 

源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎稲荷神社がある程度復興して、多くの方が参拝に来てくださるようになった2014年、とよはある決意をします。

それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。

なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。

でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。 

元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語