鼓の名人です。毎朝、神社の境内の落ち葉を掃いてくれています。とても優しい方で地域の人気者です。
夕涼み会を開催することになった源九郎とよたちは、その後着々と準備を始めました。
夕涼み会のはじまりは・・前回の記事51話はこちら
そして、その日はお祭りの準備をみんなですることになっておりましたが・・
当時警察官をしていたトヨは、前日夜勤明けだったせいで、一晩大爆睡・・・・
そして、翌日起きてから大慌て!!
朝から神社に行きますと行ったくせに、すでにもう昼前です!!
すぐに中川のおばちゃんい電話をかけたら、
と優しい言葉をかけてもらいました。
それに甘えて・・・・神社についたのは昼を過ぎておりました。
でも、神社についてからは、今日はがんばりましたよ~!!
ちょうど、中川のおじちゃんとおばちゃんが、金魚すくいの水槽の用意をしていました。
おばちゃんが、バケツに水を入れて、おじちゃんが水槽まで運ぶ
単純な作業ですが、このご夫婦、本当に息が合っているのですよね~
このお二人を見ているといつも、こんな夫婦っいいな~って思います。
ところで、この作業、最初水道から直接バケツに水を汲んで運んでいたのですが、中川のおばちゃんが、少しでも運ぶ距離が短くなるようにと、水道の蛇口にホースをとりつけました。
でも、そのホース
短い・・・
のです。
中川のおじちゃんは
と一言。
その様子がとても、おかしくて、ホースの長さを測ったら、私の足で五歩でした。
でも、中川のおばちゃんは笑いながら
と・・・反撃。
いつも源九郎さんでの作業は、こんなふうに笑いがあって、とても楽しいのです。
その後、伊藤君が来て、色々打ち合わせをした後、川本邸に置く防災用バケツに
「火の用心」
と、中川のおばちゃんと二人で書いてくれました。
ちょうど、伊藤君、おばちゃんのお孫さんと同じ年頃らしいのですが、おばちゃんはとても若く見えるし、伊藤君は老けて見えるので、こうして並んで喋っていると、おばあちゃんとお孫さんというより、お母さんと息子さんみたいでした。
伊藤君、疲れて目が落ち込んでいました。
夕方には、ご近所のNEYAおばあちゃんも
と来てくれて、
社務所前の伸びた雑草を取ってくれました。
とよは、神社の玄関周りの植木の剪定や、掃除をしていたのですが、あまりの臭いに終始文句ばかり言っていました。
とにかく、犬のおしっこの臭いで臭くて臭くて!!
中川のおばちゃんいわく、
神社に犬の散歩に来る人がいてて、毎日おしっこをさせていくらしいです。
ひどいと思いませんか~
私は、それを聞いてから、ずっとプンプンしていました。
夕方には境内の掃除は、だいたいできました。
あと、何をしようかなと思っていたら、伊藤君が
と言うので、
こんな感じで作ってみました。
物語の続き第53話はこちら
復興活動物語の目次はこちら
源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクスパ経営奮闘記」
それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。
とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。
なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。
でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。
元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語