神殿の中を開けてみるとお札のアパートと化しておりました!!(源九郎稲荷神社復興物語 第42話)

今回の登場人物

源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎とよ(本名土井美苗):復興活動物語のボランティアチームスタッフ代表。 この当時は警察官をしておりました。 当時は本名を隠してペンネームの「源九郎とよ」で活躍しておりました。

中川おじちゃん
中川おじちゃん
語り部「中川のおじちゃん」:源九郎とよと一緒に神社の復興活動をスタートさせることとなる神社の総代さん。 今では神社の「語り部氏」として、雑誌やテレビなどにも取り上げられる神社の顔。 陽気で優しくてダンディーな人で、とよが第二の父と仰ぐ存在。

中川おばちゃん
中川おばちゃん
中川のおばちゃん:語り部氏の奥様。 神社の境内で四季折々のお花を育てているお花の守人。 陽気で優しくて、笑っているところしか見たことがない朗らかな人

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社の前宮司さん:源九郎稲荷神社の神殿のお祓いをしてくださり、神殿の中を確認してくださいました。 当時源九郎稲荷神社の宮司を兼務してくださっていた平田宮司さんのお母様。 源九郎稲荷神社を色々とサポートしてくださっております。

 

2010年の秋から、中川さんご夫婦と源九郎とよとの3人で始めて源九郎稲荷神社のお掃除は、なんとか年末までに一段落して、綺麗になった神社で、洞泉寺町の住民の皆様とすばらしいお正月を迎えることができました。

 

そしてさらに、神社の境内に転がっていたたくさんの謎の石を撤去したことで、ますます神社はすっきりとしました。

ところが!!

 

またもや、謎に満ちた鏡の発見で、とよたちの脳裏にはとある心配がよぎったのです

前回の記事はこちら

 

神殿の中を確認することに!!

 

神殿の前に置く鏡がゴミの中から出てきてからというもの、とよや中川さんご夫婦は、色んなことに疑いを持ち始めていました。

源九郎とよ
源九郎とよ
この神社は、きちんと管理されてなさすぎる

という不安が、日ごとに大きくなっていきました。

 

そして、神殿の中に、ちゃんとご神体があるのかどうかも心配になってきたのです。

 

そんなことから、隣の神社である薬園八幡宮の宮司さんにお願いして、神殿の中を開けてもらうことになりました。

 

宮司さんはちゃんと白い装束を付けて来てくださり、お払いの後、神殿の扉を開けることとなりました。

 

お祓いが終わり・・・いよいよ神殿の中を開けることに!!

 

中川のおじちゃんが、宮司さんに神殿の鍵を渡しました。

息を潜めながら、神殿の扉が開かれるのを待つ、中川さんご夫婦ととよの3人でした。

 

そして!!

御開帳となった神殿の扉の中には!!

源九郎とよ
源九郎とよ
なんじゃこれは〰!!

幸い、ご神体のお札はちゃんとご鎮座されていたのですが・・・

 

それ以外にも、たんと・・・・おられるではないですか!!

もう神殿の中はぐちゃぐちゃ状態・・・・

 

信者さんがお焚きあげしてくださいと持ってきたであろう、いろんなところの稲荷神の御札がいっぱい入っていたのです!!

 

源九郎とよ
源九郎とよ
お焚きあげするのが面倒くさかったのでしょうか??

 

なぜ、ご神体と一緒にまるで突っ込むように神殿の中に入れていたのか??

本当に、今でも謎のままです。

 

薬園八幡宮の宮司さんも驚きを隠せません。

薬八幡神社宮司さん
薬八幡神社宮司さん
この中は源九郎さんのご神体しか入れてはいけない場所です

と、半分怒りを顕わにしておられました。

 

中には、さらしでくるんだままの神様の御札もありました。

 

結局、ご神体以外は、薬園八幡宮の宮司さんが持って帰ってくださり、自分の神社でお焚きあげしてくださることになりました。

 

ある程度、普通の状態ではないことは予想しておりましたが、まさか神殿が神様のアパートになっているとは想像を絶する状態でした!

 




 

 

次から次へと出てくる稲荷神のお札


でもこれだけではすみませんでした。

 

その後、続けて倉庫を掃除していたら・・・

次から次に稲荷神のお札が出てきます。

 

どれも信者さん等が持って来た、お焚き上げしてあげなければいけない古い稲荷神の御札です。

 

ダンボールの中などに突っ込まれたままで、その数は・・・・

おそらく50枚位はあったと思います。

 

さらに、古くなった神棚なども、いくつかありました。

また、とても可愛らしい、狐さんの置物なども放置されており、これについては、綺麗に洗ってから拝殿等に飾りました。

 

また、お稲荷さんの本来のお姿と思われる翁の像も出てきました。

とても、威厳のある顔をされたそのお姿は、ほれぼれとするものでした。

 

源九郎とよ
源九郎とよ
この像も、誰かがお焚き上げに持ってきたものなんだろうか?

この像については、一度、玄明院の岩岸住職にお見せして、どうしたらいいのか伺いを立てた方がいいだろうということになりました。

 

そして、しばらくして岩岸住職が来て下さり、この像をお見せしたところ、

知足山玄明院岩岸住職
知足山玄明院岩岸住職
これは素晴らしい像やね。まさしく稲荷神のお姿やね

 

と、感動されていました。

 

そこで、中川のおじちゃんが、

 

中川おじちゃん
中川おじちゃん
私らでは、この神様の像をお祀りすることはできないので、できれば住職のお寺でお祀りしていただけないでしょうか」

 

とお願いされました。

知足山玄明院岩岸住職
知足山玄明院岩岸住職
もちろん。手篤くお祀りさせていだきますよ

ということになり、この稲荷神の像は、岩岸住職のお寺でお祀りいただいております。

 

また、この像をお願いした経緯もあり、住職のお寺では、源九郎稲荷神の神棚を新しく設けていただきました。

その神棚には、源九郎稲荷神社の提灯が何本か掲げられているのですが、とよも1本奉納させていただいたので、とよの名前の提灯もあります。

 

なので、こういった流れもあり、源九郎稲荷神社のお火焚祭は、岩岸住職に毎年執り行っていただいているのです。

 

また、倉庫で見つかった古いお札は、あまりにも数が多かったので、岩岸住職と薬園八幡宮の宮司さんにそれぞれ分けて持ち帰っていただき、お焚き上げしてもらいました。

 

源九郎とよ
源九郎とよ
しかし・・・・

まったく・・・・

ゴミの中から見つかった鏡といい、倉庫に捨てられていた稲荷神の像といい・・・

本当に、いったいこの神社はどうなっているのでしょうか?

亡くなった宮司さんがされたことなのでしょうか?

謎は深まるばかりです。

 

さぞかし源九郎さんは、今まで窮屈でおれたことでしょう・・。

そう思うと、とよは、身を切られるような思いになりました。

 

今は、源九郎稲荷大神様のご神体のみが神殿に納まっておられます。

やっと心安らかになられたところで、徐々に力を取り戻していっていただきたいなと思います。

 

そして、皆が幸せに暮らせるように、お守りいただかねば・・・と思いました。

源九郎とよ
源九郎とよ
そのために・・・私には、いったい何ができるのだろうか?

 

このときとよは神殿の前で

 

源九郎とよ
源九郎とよ
私にできることがあるのなら、私を容赦なくお使いください。お手伝いさせていただきますよ

 

と誓いを立てておりました・・・。

 

まさか、この時の誓いを立てたことにより、とよがバンコクに来ることになったとしたら・・・・

源九郎さんは、とんでもない使命をとよに与えたのでしょうか?

 

流行り病のせいで、バンコクでの過酷な奮闘は続いておりますが、なかなかの試練を課してくださいます。

がんばって使命を果たさなければと、今もとよはバンコクの地でひとりがんばっておりますので、奮闘記を読まれた方は今後バンコクに旅行に来られた際には、とよのことを思い出してくださいね!!

 




 

源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクス経営奮闘記」

 

源九郎とよ
源九郎とよ
源九郎稲荷神社がある程度復興して、多くの方が参拝に来てくださるようになった2014年、とよはある決意をします。

それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。

なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。

でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。 

元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語