不思議な夢を見てから、初めて訪れた出雲大社の荘厳さに心を打たれ
すっかり、神社の神秘性に虜になってしまったとよは、その後も、神社をもっと知りたくて、
神社の本を購入しては、関西方面の様々な神社を回ることとなりました。
前回の記事はこちら
神社への巡礼の日々が始まりました
訪れた神社の数が二桁になった時、あることに気が付きました
~神社の祭神を見れば歴史がわかる~
ということです。
その神社に祀られている神様が、
必ずしも最初からその神社の主祭神ではなかったことや、明治の廃仏毀釈のあおりを受けて、仏様が別の神様に置き換えられたりしているケースもある
ことなどがわかってきました。
さらに、古事記に日本書紀、神道に関する本等を読み漁りました。
そこで、自分にはある特技があることがわかりました。
~本に出てくる神様の名前をすぐに覚えてしまう~
ということです。
舌を噛みそうな神様のお名前
アメノミナカヌシノカミ
タカヒムスヒノカミ
カミムスヒノカミ
ウマシアシカビヒコシノカミ・・・・・
なぜか普通に友達の名前を覚えるように、すぐに頭に入りました。
神様の名前を覚えることで、神社巡りがとても楽しくなりました。
そして、訪れた神社のことを図書館などで徹底的に調べることで、短期間にすごい知識を得ました。
源九郎稲荷神社のある大和郡山の地に導かれた不思議・・・
そんな中・・・
2008年2月末のことです。
仕事を終えた私は、その日友達と待ち合わせをしていましたが、突然中止の連絡がありました。
予定が狂ったので、いつもなら一刻も早く自宅に帰りたいはずの私が、なぜかその日は、
と思いついたのです。
というのも、そのマンションギャラリーが、前々からとても気になって仕方がなかったのです。
なぜだかはわかりませんが、その前を通るたびに
おいでおいで
と呼ばれているような気がして仕方がなかったのです。
そして1時間後・・・・。
ギャラリーから出てきた私は、マンションを買う決心をしていました。
私は、この時、すでに自己所有のマンションを持っており、ローンも半分以上返し終わっていました。
また一からとんでもない借金を抱えてまでしなければいけないことなの?
何を考えているの?
自問自答しました・・・。
理由のわからない力に引き寄せられていることが、自分でもよく分りました。
大和郡山に住まなくちゃいけない・・・・・
そして、数日後には契約を交わし、2008年3月6日に、縁もゆかりもない大和郡山の地に引っ越してきたのです。
あの夢から、ほんの数ヶ月後のことです・・。
急展開で、自分の人生が変わりだしていることを感じましたが、なぜか・・・それは止められないことだと思いました。
そしてまだ、この時の私は、自分に与えられた役割が何なのか全く分らず、ただ啓蟄に虫が動き出すかのごとく、本能と直感で動き始めていたのです。
大和郡山八幡宮の八幡神をお祀りすることに・・
そして、そんなマンションの私の部屋に一番先に設置されたもの・・・。それは神棚でした。
神社巡りをしていた私は、いつの間にか神様という存在が、家族や友達のように感じるようになっていました。
だから、
と思いました。
そして、友達の旦那さんの大工さんに頼んで、リビングに神棚を作ってもらったのです。
一緒に暮らしていただくようにくどいたのは、氏神さんの
郡山八幡神宮の八幡神
でした。
八幡神は、清和源氏が崇敬していた神様で有名です。
この後、私の神棚には、源九郎稲荷大神様にも起こしいただくのですが、
源九郎稲荷神社は、源義経ゆかりの神社
であるだけに、最初にの八幡神をお迎えしたことは、今から考えると意味があったことなのかな〰と思います。
また、それまでは自分のルーツ等、あまり気にもならなかったのですが、後に自分の祖先が「源氏」の出であることがわかりました。
そして、このずっと後になりますが、
静御前の末裔の方に出会いすごく深い縁を結ぶこととなったり・・・
源義経と縁の深かった「平家」の御曹司の子孫の方が同僚になったり・・・・・・
タイに来てからも「源義経」の子孫の方が相方となり共に仕事をすることとなったり・・・
「平家」に関係のある高倉天皇の末裔の人と一緒に仕事をしたり・・・
と、なにかと源義経に関係する縁が生まれてくるのです。
しかし・・・。
八幡神と出会い縁を結んだ私に、まずは、最初の「試練」という二文字がやってくることとなるのです。
次回の第3話はこちらから☟
復興活動物語の目次はこちら
源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクスパ経営奮闘記」
それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。
とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語」です。
なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。
でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。
元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語