今回の登場人物

源九郎とよ
源九郎とよ(本名土井美苗):復興活動物語のボランティアチームスタッフ代表。この当時は警察官をしておりました。当時は本名を隠してペンネームの「源九郎とよ」で活躍しておりました。

中川おじちゃん
語り部「中川のおじちゃん」:源九郎とよと一緒に神社の復興活動をスタートさせることとなる神社の総代さん。今では神社の「語り部氏」として、雑誌やテレビなどにも取り上げられる神社の顔。陽気で優しくてダンディーな人で、とよが第二の父と仰ぐ存在。

中川おばちゃん
中川のおばちゃん:語り部氏の奥様。神社の境内で四季折々のお花を育てているお花の守人。陽気で優しくて、笑っているところしか見たことがない朗らかな人
源九郎稲荷神社にとって大切な存在である「市川猿之助」さん

とよの妹
姉ちゃん、猿之助さん大変なことになってる・・・ 姉ちゃんショックを受けるやろうから、私の口からは内容は言わんとくわ ネットのニュースを見てください

中川おじちゃん
大変なことになったね
源九郎とよが市川猿之助さんに書いた手紙
とよは、長年警察に勤めており、その大半を刑事畑にいたことから、趣味や娯楽というものを楽しめる時間がまったくなく、歌舞伎の「か」すら知らない状態であり、また芸能人についても、あまり知らない状態でした。 とよが源九郎稲荷神社で復興活動をするようになって2年目・・ 大和郡山市の企画で、中村勘九郎さんを神社にお呼びすることなり、とよは初めて「歌舞伎」というものの素晴らしさ知りました。 そして、源九郎稲荷神社の由緒の中に出てくる「源九郎狐」が、歌舞伎の演目である「義経千本桜 四ノ切」の主人公であることも、この時知りました。 中村勘九郎さんが、神社に参拝してくださった後には、源九郎稲荷神社のスタッフで、中村勘九郎さんが演じる「源九郎狐」を観に行き、歌舞伎の素晴らしさと「義経千本桜 四ノ切」の演目のすばらしさに感動しました。 そんな状態だったので、とよは歌舞伎役者にどういう人がいるのか? 全く知識がなく、市川猿之助さんのことも全然知りませんでした。 ただ、源九郎稲荷神社の社務所に、三代目の市川猿之助(現 猿翁)さんが神社に参拝してくださった時の写真が何枚か飾ってあったため、三代目のお顔と名前は存じておりました。 けれど、四代目を襲名した市川猿之助さんが、市川亀次郎として人気の若手歌舞伎役者だったことなど、本当に知らなかったのです。 ただ・・・そんなとよでしたが、市川亀次郎時代の猿之助さんを初めて雑誌で見た時に、
源九郎とよ
あっ、源九郎狐さんだ

源九郎とよ
この人に、源九郎狐を演じてもらいたいな~

源九郎とよ
市川亀治郎さんってどんな人なの?
私には彼と源九郎狐さんが重なって見えるんだけよね。
亀次郎さんに、源九郎狐さんを演じてほしいな~

KAYOちゃん
その中でも源九郎狐を演じさせたら、市川亀治郎さんの叔父さんである「猿翁さん」の右に出るものはいなかったんやけど・・・ 今では、亀ちゃんの右に出る者はいないというくらい、彼の演じる「源九郎狐」ははまり役であり、すごく人気があるんだよ~
幸いにも、友達がかなりの歌舞伎通であったため、前から3列目のチケットを取ってもらうことができました。 スーパー歌舞伎だったので、まるでミュージカルを見ているようでとても楽しくて、
源九郎とよ
歌舞伎を知らない若者達でも、このスーパー歌舞伎を観れば、歌舞伎のファンになってしまうだろうな~

源九郎とよ
すみません、義経千本桜に出てくる源九郎狐ゆかりの神社のスタッフの者なのですが、神社のことで猿之助さんにお手紙を書いたので渡していただけないでしょうか?
源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクスパ経営奮闘記」

源九郎とよ
源九郎稲荷神社がある程度復興して、多くの方が参拝に来てくださるようになった2014年、とよはある決意をします。 それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。 とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。 なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。 でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。

