崇神天皇の王権確立(古事記) 大物主の祟り夜這い男の謎
前回は、初代大和王権の王となった神武天皇が137歳で亡くなると、皇位の座を巡って争いがおきた話をご紹介しました。 今回からは、第10代崇神天皇の王権確立の話へと舞台は移ります。 […]
前回は、初代大和王権の王となった神武天皇が137歳で亡くなると、皇位の座を巡って争いがおきた話をご紹介しました。 今回からは、第10代崇神天皇の王権確立の話へと舞台は移ります。 […]
前回は、伊波礼毘古の命が敵を次々に討ち平らげ、邇芸速日命の帰順を得ると、畝傍の白橿原に宮殿を築き、大物主の神を父とする美少女「伊須気余理比売」を妃に迎えたお話を紹介しました。 皇位をめぐる陰謀 神武天皇が亡
前回は、高木の神から送られた雲刀と八咫烏のおかげで、伊波礼毘古の命(後の神武天皇)の東征は順調に進みました。ところが伊波礼毘古の命をだまし討ちにしようと待ち受ける兄宇迦欺は罠をしかけます。しかし、弟宇迦欺の告発のお陰で陰
前回は、伊波礼毘古の命(後の神武天皇)は、新天地を求めて東方に向かいますが、白肩の津で登美毘古の激しい抵抗にあい兄の五瀬の命が戦死したお話を紹介しました。 天照大御神から授かった太刀 &nbs
前回は、火遠理命(山幸彦)が綿津見の宮で娶った妻の豊玉毘売の出産と、その正体についてご紹介しました。 古事記の上巻は、この物語までであり、この後は中巻へと移ります。 中巻では、いよいよ初代神武天皇が、天下を
前回は、山幸彦が意地悪な兄を綿津見の神からもらった2つの珠で屈服させたお話を紹介しました。 約束を破って出産をのぞく 火遠理命(山幸彦)が葦原中つ国に戻ってからしばらくして、豊玉
前回は、兄の火照命(海幸彦)の大切な釣り針を無くした火遠理命(山幸彦)が、塩椎神のはからいで海神の国に行き、そこで3年間過ごしました。 鯛の喉にあった釣り針 3年が経った、山幸彦は、自分が綿津見の国へと来た
前回は、ニニギノミコトとコノハナサクヤビメの結婚、さらにコノハナサクヤビメが火中で3柱の神を産んだお話を紹介しました。 今回から、日本神話は、有名な兄弟である「海幸彦」と「山幸彦」の物語へと進
高千穂峰に降り立ったニニギは、やがて、笠沙之岬(かさのみさき:鹿児島県河辺郡笠沙町の野間岬)で一人の見目麗しい女性に出会います。 あまりの美しさに心を奪われたニニギノミコトは尋ねます 「あなたは誰の娘である
ニニギノミコトの御一行は、天之石位(アメノイワクラ:高天原にある石の御座)を離れ、天の八重になびく雲を押し分けて、いくつもの道をかきわけ、雲を押し分けて筑紫の日向の高千穂の霊峰(くじふるの嶺)に降り立ちました。 &nbs