今回の登場人物
源九郎とよ(本名土井美苗):復興活動物語のボランティアチームスタッフ代表。この当時は警察官をしておりました。当時は本名を隠してペンネームの「源九郎とよ」で活躍しておりました。
語り部「中川のおじちゃん」:源九郎とよと一緒に神社の復興活動をスタートさせることとなる神社の総代さん。今では神社の「語り部氏」として、雑誌やテレビなどにも取り上げられる神社の顔。陽気で優しくてダンディーな人で、とよが第二の父と仰ぐ存在。
中川のおばちゃん:語り部氏の奥様。神社の境内で四季折々のお花を育てているお花の守人。陽気で優しくて、笑っているところしか見たことがない朗らかな人
2023年 長い長いCOVID-19によるパンデミックが終息(?)し、とよも普通に日本に帰国できるようになりました。
と考えていたとよは、8月に休暇を取り帰国することにしました。 結局、夕涼み会は今年も開催されないということでしたが、源九郎稲荷神社では 一緒に復興活動に携わった中川さんご夫婦をはじめとして 洞泉寺町の方々や友人達 がとよを温かく迎えてくださいました。 復興活動の初期から協力してくださり、たくさんお手伝いをしてくださった洞泉寺町のメンバーは、 なんと!! 以前にとよがタイのおみやげでお渡しした「タイパンツ」をお揃いで履いてきてくださいました。 そして・・ 90歳を過ぎたS先生は、とよの顔を見るなり号泣です。 これには、とよももらい泣きしそうになりました。 相変わらず、中川さんご夫婦は若々しくて、奥様はますます綺麗になられておりましたが・・ やはり復興活動をしていた頃からは 10年近い月日が流れているので、
あちらこちらにガタがきていて昔のように動き回れない
と言っておられました それで、とよがタイで身につけた整体技術を披露させていただき、おじちゃんやおばちゃんの体を整えさせてもらったのですが、 整体をしながら
こうして、おじちゃんやおばちゃんの整体をしていると、3人とも毎日クタクタになりながら、
一緒に復興活動に動き回っていた頃を思い出すな~
と懐かしくて、
と思いました。 おばちゃんからは、
日本に戻って来て、神社でみんなに整体をしてくれたらいいのに~
と言われました。 本当に、いつかそんな日がくればいいなと思いますが、まだまだ社務所を建て直す資金は全然貯まっておらず、・・・ あと数年はタイでがんばろうと思います。 そして、中川のおばちゃんといつもお手伝いをしてくださる親戚のみよちゃんが、とよのために手料理をふるまってくださいました。 みよちゃんが作ってくれたコロッケが美味しくて美味しくて!! 最高でした! でも、社務所にはクーラーがないだけに、みんな汗だくになりながら食事をいただきました。 それでも楽しい、楽しいひと時でした。
とても優しいお顔の狐の像を奉納していだきました
ちょうど、社務所でとよが洞泉寺町のみなさんと楽しいお食事を頂いていた時に、神社にお客様が来られました。 とよは会うのは初めてでしたが、県内の方ではないのに何度も神社には参拝してくださっているそうで、とても上品で素敵なご夫婦でした。 中川のおばちゃんが以前から欲しがっていた狐さんの像を奉納してくださるため、わざわざ暑い中お越しいただいたということでした。
中川のおばちゃんの
と大喜びされる声が聞こえたので、とよは気になって気になって仕方がありませんでした。 お客様が帰られると、中川のおばちゃんがみんなところに戻って来て
とテーブルの上に置いたのが、小さいけれど凄い存在感を出している可愛らしい狐の像でした

この像は、歯科技工士である市川直人さんの製作で、完成までに約8ケ月かかったそうです。 ものすごく精密に出来ていて、細かいところまで1つ1つに魂が込められており、とてもぬくもりを感じさせてくれる像でした。 いろんな角度から写真を撮りましたので、みなさんにお見せしますね
なんともいえない優しくて暖かいお顔をされていますよね。
こんな表情を出せる市丸さんという方は、きっと優しくて素敵な方なんだろうな~
と思いました。 そして・・びっくりしたのが、 なんと市丸さんがとよのブログを読んでくださっており、復興活動のことを知ってくださっていたことです。 そして、
「もし機会があれば台与(とよ)様にもよろしくお伝えください」 と一言添えたお手紙を同封してくださったことです。 ありがたいことですよね~ ブログを読んでいただいていたなんて感激だし、すごく嬉しかったです。 市丸さんが作られた狐さんの像については、ネットでさがしたところ次のサイトにいくつかギャラリーとして展示されていました
とよは、ちょうど3年ぶりに源九郎稲荷神社を訪れた時に、このようなすてきな狐ちゃんと出会えたのは、源九郎稲荷大神様のプレゼントかななんて、勝手に喜んでおります。
源九郎とよのファンからお花をいただきました
さらに、この日の夜・・・ 素敵な出会いがありました。 この日の夜は、岩岸住職のお寺にお参りに行ったのですが、そこで同席していた女性が、突然とよの顔を見て泣き出したのです。 とよは何が何やらわからなかったのですが、 岩岸住職が
と説明してくださいました。 その女性は、とても可愛らしい方で、Kさんと言いました。 彼女は、とよがまだアメブロで源九郎稲荷神社復興記録を書いていた時に、とよのブログを読んでファンになってくださったそうで、源九郎稲荷神社にも何度も参拝くださっているそうです。 そして、とよのブログの中に出てくる岩岸住職に惹かれて、なんと自分で住職のお寺を探し出したそうです。 (住職のお寺は、今はこのサイトに寺名と住職の名前だけは明らかにしておりますが、当時のアメブロではS住職としか記載しておらず、どこのお坊さんなの全くかわからない状況でした。 注:今でも住職のお寺は信者さん以外はお詣りはできませんのでご了承ください) とよは、「RENE(とよの治療院)のファンなんです」「とよさんのマッサージのファンなんです」と言ってもらうことは結構ありますが、とよ自身のファンだなんて言ってもらったことはないため、どういうリアクションをすればよいのかあせってしまいました。 そして、びっくりしたのが、彼女はとよが来ることを事前に住職から聞いていたそうで、プレゼントとしてお花まで用意してくださっていたのです。

さらにKさんは、とよがバンコクに来てからも、バンコクでの奮闘状況を綴った
元女性警察官(女性刑事)コンビがバンコクでスパ経営物語
を読んでくださっており、この日一緒に参列していたとよの相棒の
「ナツコ」のことも良く知っていて
「とよさん と ナツコさんの二人が目の前に一緒に居る~」 と再び泣き出したのです。 そして、ナツコにも花束をプレゼントしてくださり、とよもナツコも二人とも大感激をいたしました。 この時ほど、
と思ったことはありませんでした。 とよのブログが、 Kさんと岩岸住職の縁を取り持ち、 そしてナツコとの縁を取り持ち、 とよ自身との縁も結ぶことができた・・ なんと素晴らしいことでしょう!! 昨年、バンコクでとても仲良くしているお客さんが神社の巡礼にはまっていることを知りました。 それで、その方がとよの店にご来店いただいたときに
「最近、面白い神社のブログを見つけたんです」 というお話をされたので
と聞いたら! なんと、とよが書いているこのサイトのブログでした!!
と、お教えしたら、びっくりされて、その方はその後数日間で、とよのブログの全編を読んでしまわれ、さらにますます巡礼にはまってしまって、日本に帰国される度に様々な神社仏閣を参拝されるようになったそうです。 それ以降、そのお客様とは神社話で毎回盛り上がっておりますが、神仏は新しい縁を結んでくれるだけでなく、元々あった縁を深めてくれる存在でもあるんだな~と実感しております。 玄明院で花束をプレゼントしてくださったKさんとは、今後帰国して玄明院にお参りに行く際にお会いできると思いますので、日本に帰国する楽しみが増えました。 一緒に、玄明院主催の小豆島お遍路さんとかにも参加できたらな~と楽しみにしております。 現在、バンコクからはかなりの数の飛行機が関西に向けて運行するようになったので、気軽に日本に帰れるようになりました。 なので、できれば今後は1年に3~4回くらいは帰国できればと考えております。 帰国した際には、必ず源九郎稲荷神社に参拝しますので、その時の神社の様子を当ブログでご紹介しますので楽しみにしていてくださいね。 追記 その後、ichimaru氏から、源九郎とよのためにと、横笛を吹く狐さんのフィギィアが神社に届きました。 源九郎とよは、義経が横笛を吹いていたのと、尊敬する岩岸住職が横笛の演奏者なので、横笛が大好きです! なので、このプレゼントには大喜びしました! 源九郎とよの妹が、このフィギィアを360度の角度から見た動画を作成してくれています!
源九郎稲荷神社復興活動に続く「源九郎とよのバンコクスパ経営奮闘記」
源九郎稲荷神社がある程度復興して、多くの方が参拝に来てくださるようになった2014年、とよはある決意をします。 それまで勤めていた警察を辞めて、タイ、バンコクで新たな挑戦を始めることになったのです。 とよが源九郎稲荷神社復興活動チームから離れて、警察同期生だった親友の助けを得ながら異国タイで奮闘するハチャメチャな様子を綴った物語が
「元女性警察官(刑事)コンピがバンコクでスパ経営物語」です。 なんとか成功してお金を貯めて源九郎稲荷神社の社務所を建て替えるのがとよの夢なのですが、新型コロナウィルスのパンデミックもあり、なかなかすんなりとはいかない状態です。 でも、夢をあきらめずにやれるところまで頑張ってみたいと思います。ご興味のある方は、そんな源九郎とよの奮闘状況をご覧ください。
元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語