源九郎稲荷神社復興活動記録のサイトを再編しながら思ったこと・・・

源九郎稲荷神社復興記録サイトの管理者(源九郎とよ)は、10年前に源九郎稲荷神社を仲間達と一緒に復興させたときのことを記録に残しておこうと、当サイトを立ち上げ現在、ブログ形式で掲載しております。

 

実は、復興活動をしている当時に、多くの人に神社のことを知ってもらいたいという思いから、ある人に勧められて奮闘記録をアメブブロで綴りだしたのですが、それがとても好評で、ブログを読んでくださった方が次々に応援に駆けつけてくださるという状況になりました。

 

そして、いろんな方の力を借りて神社は復興し、その後、総代の中川さんご夫婦が神社の語り部夫妻として、毎日、毎日神社を守り続けてくださっています。

 

 

今は、この神社の境内を遊び場として育った方が、宮司さんとしてこの神社に戻ってきてっ下さるようになり、中川さん夫妻を中心に町の方や多くのボランティアスタッフに支えられながら、神社は益々輝きを放っています。

 

しかし、一番最初に神社の復興活動に携わったとよは、神社から遠く離れたタイで働くことになり、現在も1年に一度くらいしか日本には帰れない状況です。

 

ところが・・・

そんなとよが、過去10年近くにわたり源九郎稲荷神社のことを記録したアメブロは、今でも多くの人が見てくださり、未だに温かいメッセージもいただいたりしている状況なのです。

 

また、私がタイで経営する整体治療院のお客様も、私が書いたブログを見てくださり、日本に帰った時には参拝してくださるといった縁も生まれています。

 

タイでお店を経営しだしてから暫くは、自分の仕事のことで精一杯だったとよですが、2019年にやってきた新型コロナウィルスによるパンデミックを境に、ロックダウンになってお店の営業ができなることが多々あり、時間を持て余す状況が出てきました。

 

その持て余した時間の中で、自分が10年前に書いたブログを読み返していたところ・・・・

 

もう一度このブログを皆さんに読んでいただき、この復興活動に携わった人々の思い、そして協力してくださった方々の思いなどを思い出して、この頃の気持ちに戻る必要があるのではないだろうか?

という思いがこみ上げてきたのです。

 

なぜなら、神社の復興活動で私が学んだのは、

神仏を大切に思う心と、そのために何かをしようとする心

であり、その尊さを、もっと多くの人に知っていただき、今も人から忘れ去られて荒廃している神社や仏閣に目を向けてもらうことが、このブログが伝えることができる大きな役割なんじゃないだろうか?と思いました。

 

10年前は、神社を復興させるために、一人でも多くの人に源九郎稲荷神社を知ってほしいという目的でブログを書きました。

 

そして、今は・・・

復興させた人達の神仏を大切に思う心と、そのために無心で動いた人達の思いを伝え、復興させなければいけない神社の存在に気付いてもらうという目的で、もう一度ブログを書き直す必要があるのではないだろうか・・・・・

と思いました。

 

なぜ、そんな風に思ったのかはわかりません。

急に増えた色んな方のメッセージがきっかけなのは間違いありませんが、そのきっかけには源九郎さんの復興活動のときと同じように、何か神仏の力が働いているような気がするのです。

 

そう考えて3回目の営業規制でお店が営業できなくなった2021年4月5月の2カ月間、サイトを立ち上げる作業に取り掛かりました。

もちろん、お金も労力もかかる大変な作業ではありましたが、なんとか当サイトも少しずつ形ができてきました。

 

すでに、とよのお店のライン等に励ましのコメントを届けてくださる読者の方もいて、とてもうれしく思っております。

 

 

私達日本人は、やはり神の子なんだな〰

と改め感じています。

 

とよが暮らすタイは、とても仏教が盛んな国です。

国民の多くが仏様と共に毎日を生きております。

 

そんな中で暮らすうちに、毎日、神仏と共に自然に暮らすことの素晴らしさを実感しています。

 

そして、源九郎稲荷神社復興の記録を書き直す中で、10年前に自分自身が神様に助けられ、そして少しでも神様の役に立ちたいと思えたことが、すばらしいこだだったと再確認しております。

 

とよは今、直接、神社のためにお役に立つことはできません。

けれど、遠く離れた異国にいても、日本の神様を大切に思い、慈しむことができることを幸せに感じています。

 

なので、1人でも多くの人の心の中に、神仏が宿ればいいなと心より思うのです。

 

そして・・・・

たまには神仏のために、自分のカラダをつかってほしいなと思うのです。

(境内のお掃除をしたり、自分のブログでその神社仏閣のことを紹介したり、誰かを誘って神社仏閣にお参りにいったり)

というような、神仏に対峙する自然な時間を作ってほしいなと思うのです。

 

すでに源九郎稲荷神社のことを、ご自身のブログやSNSで書いてくださっている方がたくさんおられ、「10年前は誰にも見向きもされなかった神社だったのに」と昔を思い返すと、本当に皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そのような思いを込めながら、今ブログを再編集しておりますが、

復興活動をしていた頃の様々な思いが蘇って来て、友人の死や仲間との別れなど辛い時間もありましたが、神様と共に過ごせたあの貴重な時間を思い起こすと、とても幸せな気分になるとともに、自分の心が再び整えられていくのが分かります。

 

そうなのです、神仏のために動いた記憶は、その後のその人の人生をも豊かにしてくれるものなんだと思います。

 

この先も、どうか源九郎稲荷神社復興物語を読んでいただけたと思います。

よろしくお願いいたします。

 

源九郎とよ

 

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