海幸彦と山幸彦(古事記) 愛する妻の正体
前回は、山幸彦が意地悪な兄を綿津見の神からもらった2つの珠で屈服させたお話を紹介しました。 約束を破って出産をのぞく 火遠理命(山幸彦)が葦原中つ国に戻ってからしばらくして、豊玉 […]
前回は、山幸彦が意地悪な兄を綿津見の神からもらった2つの珠で屈服させたお話を紹介しました。 約束を破って出産をのぞく 火遠理命(山幸彦)が葦原中つ国に戻ってからしばらくして、豊玉 […]
前回は、兄の火照命(海幸彦)の大切な釣り針を無くした火遠理命(山幸彦)が、塩椎神のはからいで海神の国に行き、そこで3年間過ごしました。 鯛の喉にあった釣り針 3年が経った、山幸彦は、自分が綿津見の国へと来た
前回は、ニニギノミコトとコノハナサクヤビメの結婚、さらにコノハナサクヤビメが火中で3柱の神を産んだお話を紹介しました。 今回から、日本神話は、有名な兄弟である「海幸彦」と「山幸彦」の物語へと進
高千穂峰に降り立ったニニギは、やがて、笠沙之岬(かさのみさき:鹿児島県河辺郡笠沙町の野間岬)で一人の見目麗しい女性に出会います。 あまりの美しさに心を奪われたニニギノミコトは尋ねます 「あなたは誰の娘である
ニニギノミコトの御一行は、天之石位(アメノイワクラ:高天原にある石の御座)を離れ、天の八重になびく雲を押し分けて、いくつもの道をかきわけ、雲を押し分けて筑紫の日向の高千穂の霊峰(くじふるの嶺)に降り立ちました。 &nbs
オオクニヌシが作った葦原中国(地上界)は、天津神に献上されることとなりました。 そのため、いよいよ天津神が葦原中国へ降臨する時がやってきました。 そこで、天照大神と
オオクニヌシが平定した葦原中つ国(地上界)を天存族に納めさせるために、アメノホヒノカミ、アメノワカヒコ等の神を遣わせましたが、ことごとく失敗に終わり、ついにアメノワカヒコは死んでしまいました。 さらに、アメ
オオクニヌシが平定した葦原の国(地上界)を、急に「葦原の国はもともと自分達天孫族のものだ」と言い出した天照大神ですが 地上界を返してもらうのに使者を遣わしたものの、どうもうまくいきません。 最後に遣わしたア
さて、オオクニヌシにより国が平定され、平和な日々が続きました。 ところがある日、天上に住む天照大神が 「実り豊かな葦原の国(地上のこと)は、私の子供のアメノオシホミミ(正式名:正勝吾勝勝速日天忍穂耳命 ~マ
出雲の王となった大国主命ですが、それだけでは満足しなかったようです。 彼は、越の国(現在の新潟県)を征服しに行くのです。 越の国は、ヌナカワヒメという女王が支配する国です。 この