源九郎稲荷神社のお花
夏のお花 🌿 夏の源九郎稲荷神社 ― 紫陽花が境内を彩る幻想の季節
夏の源九郎稲荷神社は、まるで別世界。
境内一面に、色とりどりの 紫陽花(あじさい)が咲き乱れる“紫陽花の杜” に変わります。
紫陽花の種類は驚くほど豊富で、青・紫・ピンク・白……さまざまな花色が境内を美しく染め上げます。
これらの紫陽花はすべて、中川さんの奥様が 鉢から少しずつ株分けして大切に育て、長い年月をかけて境内に根付かせたもの。
紫陽花で有名なお寺は数多くありますが、
「紫陽花が美しい神社」といえば、源九郎稲荷神社が全国でもトップクラス――いや、ナンバー1と言っても過言ではありません。
特におすすめなのは 雨の日の境内。
濡れた石畳に紫陽花の色が映り、幻想的な景色が広がります。
さらに、紫陽花の下で雨宿りしている 子狐ちゃんたちが、ひょっこり顔をのぞかせる姿 を見られることも…♪
もちろん、紫陽花だけではありません。
他の花々も
「主役は紫陽花だけじゃないわよ!」
と言わんばかりに美しく咲き誇っていますので、ぜひひとつひとつの花の魅力も味わってみてくださいね。
🌸 中村勘九郎丈が植樹した“梅”と“桜”が彩る境内

源九郎稲荷神社の境内には、歌舞伎役者 中村勘九郎丈 が参拝された際に植樹してくださった 梅 と 桜 の木があります。
毎年、冬の終わりから春にかけて――
梅は凛とした香りで春の訪れを告げ、続いて桜が境内いっぱいに優しい光をまとわせます。
この二本の木は、ただの植樹ではなく、
源九郎狐ゆかりの神社と歌舞伎との深いご縁を象徴する特別な存在。
季節ごとに違った表情を見せる梅と桜は、参拝される方々をそっと迎え、境内に華やぎと温かさを添えてくれています。











