大和な雛まつり
眠っていた雛人形が商店街に勢ぞろいする大和郡山市の春イベント
忘れられた雛人形に“もう一度の輝き”を。
大和郡山市の春を彩る「大和な雛まつり」へようこそ。
3月のひな祭りは、女の子とそのご家族にとって特別な節目のお祝いです。
しかし近年、「娘が大きくなり家を出てから、雛人形は押入れの奥にしまわれたまま…」というお話を、 多くの市民から耳にするようになりました。
そんな“眠り続けるお雛様たちを再び輝かせたい”という想いから誕生したのが、
**大和郡山市の春の名物イベント「大和な雛まつり」**です。
■ 商工会のHさんが思いついた、まちを動かす一つのアイデア
この企画の生みの親は、大和郡山市商工会に勤務していたHさん。
彼女は商店街の町おこしにも携わっており、
「お雛様と商店街を組み合わせた、新しい地域イベントはできないだろうか?」
と考えました。
そこで彼女が思いついたのが、家庭で眠っているお雛様を集め、商店街のショーウインドウや神社・旧家などに展示するという、斬新かつ心温まる企画でした。
■ 商店街・市民・神社が動いた!第1回開催から大成功
Hさんと商工会の皆さんが各店舗に呼びかけ、市民に「眠っているお雛様をもう一度飾りませんか?」と声をかけると…
想像以上のお雛様が集まり、商店街は一気に華やかな雛の街へ。
源九郎稲荷神社でも展示依頼をいただき、源九郎とよは “押入れで眠っていた自宅のお雛様” をすぐに奉納し、境内に飾りました。
さらに旧川本邸には、復興仲間・伊藤君のおばあさまのお雛様も展示され、町全体が春色に染まる「大和な雛まつり」第1回がスタート。
これが驚くほどの大盛況!
神社にも商店街にも多くの方が訪れ、町に久々の賑わいが生まれました。
■ その後も毎年開催される“大和郡山の春の風物詩”に成長
企画者のHさんは現在、斑鳩町商工会で町おこしに尽力されています。
彼女の残したこの“最初の一歩”はしっかりと根付き、商工会の皆さんの努力でイベントは年々パワーアップ。
今では、大和郡山市を代表する春の人気イベントとなっています。
■ 3月はぜひ大和郡山へ。数百体のお雛様があなたを待っています
商店街・神社・古民家に飾られる、懐かしくも美しい雛人形の数々。
写真映えする展示も多く、毎年楽しみに訪れる方が増え続けています。
開催期間や展示場所の詳細は、大和郡山市の公式ホームページで発表されます。
春の訪れとともに、お雛様のやさしい表情を見に、ぜひ足をお運びください。






































































