鍵っ子達からのお礼のお手紙 ~源九郎稲荷神社の日常風景~

今日も、鍵っ子達が遊びに来ました。

女の子1
女の子1
こんにちわ。この前はありがとうございました。

あらあら、大人みたいな挨拶。
不思議です。

 

この子達、源九郎さんに来るようになってから、すごく礼儀正しくなりました。

女の子2
女の子2
狐さんにお願いを書きたいので、紙とペンを貸してくださ~い

と言ってきました。

源九郎とよ
源九郎とよ
前に書いたやん。また書くの?

って聞くと、

 

女の子2
女の子2
違うねん。私じゃないねん。この子、始めて神社に来たから書きたいねんて

 

うん?
見ると新顔が一人おります。

なるほど・・・

 

源九郎とよ
源九郎とよ
はいはい。お待ちくださませ

 

女の子1
女の子1
今日は自分達で、狐の顔に切るから大丈夫

と言うので、折り紙とはさみとセロテープを渡して、私は中川のおばちゃんと社務所でお茶をしていました。

 

夕方になって、日も暮れてきたので、鍵っ子達の様子が心配になって外に出ると、3人ともいませんでした。

源九郎とよ
源九郎とよ
何も言わずに帰っちゃった

と思い、再び社務所の中に入ると・・・

 

おばちゃんが、外から

中川おばちゃん
中川おばちゃん
とよさん。見て~

と叫んでいます。

 

 

何事かと思って外に出ると、

受付の備え付け台の上に



とよの源九郎稲荷塾 ~絆~

が置かれていました。

 

このかみをよけてね。

と書かれていたので、よけて見ると・・・

その下に

とよの源九郎稲荷塾 ~絆~

 

そして、手紙の横には、折り紙とはさみとテープがきちんと並べて置かれていました。

 

 

ごみも、ちゃんとまとめて置かれていました。

 

源九郎とよ
源九郎とよ
なんとも可愛らしい!!

この子達が大きくなったときに、中川のおじちゃんのように、この神社で遊んだ思い出を大切にしてほしいなと思いました。

源九郎とよ
源九郎とよ
また来てね!!